プレイヤーの皆さん、こんにちは!
本日は、一見すると些細なことのようですが、多くのプレイヤーが一度は経験したことのある不快な問題についてお話したいと思います。ゲームをしていて煩わしいことはたくさんありますが、チートプレイヤーとの遭遇ほど嫌なものはありません。個人の技量がパフォーマンスに最も如実に表れるゲーム環境において、チート行為はしばしばそれを阻害します。PUBG:BATTLEGROUNDSチームは、ゲームにおけるチート行為によってプレイヤーが多くの被害を受けている事実を認識しており、クリーンで安全な環境を提供するための努力を日々続けています。まだまだ改善の余地はありますが、今回FAIR.PUBGシリーズのアップデートを初めて行うにあたって、通報システムの再編成についてお知らせしたいと思います。
チートプレイヤーを特定し、チート行為を止めさせる上で、最も重要な役割を果たすのがプレイヤーからの通報です。チートプレイヤーもその点についてはよく承知しているため、なるべく通報されないように、また通報される回数を減らせるように工夫をしています。例えば、キルを取らない、わざと1位になるなど、チートプレイヤーがシステムを悪用していることが確認されています。
そのため、コミュニティーからは「キルを記録したプレイヤー」や「観戦者画面に映ったプレイヤー」に該当するプレイヤーだけでなく、より幅広いプレイヤーを通報できるよう改善を求める声が一貫して上がってきています。そのため2023年1月のアップデートで、アシストしたり他のプレイヤーを気絶させたりしたプレイヤーも通報できるように変更しました。誤認BANの増加が懸念されましたが、MLモデルによる通報事例や通報状況を分類することで誤認BANのリスクを回避し、精度 (チートプレイヤーへの一時的な制裁の確率) を上げることができました。
今回の変更は通報システムの改善における第一歩です。今後の予定についても事前にお伝えしておきたいと思います。先ほども申し上げたように、プレイヤーからの通報は、チートの疑いがある人を分類し、それに対抗するためにはとても重要です。ただし、現在の通報システムは、PUBG:BATTLEGROUNDSのサービスを正式に開始した2017年12月から5年以上使用しているため、現状にそぐわない部分もあり、今後徐々に改善していく予定です。今後予定している計画は以下の通りです。
まず、プレイヤーからのチート行為に関する通報をより正確に調べ、対応できるように、現在の通報カテゴリーの再編成および調整を行う予定です。例えば、ゲームのプレイ中に特定の行為を繰り返す人は、より多くの経験値を獲得するためにシステムを悪用している可能性があります。ですが、現在のシステムではそのような行為を通報するための適切なカテゴリーが存在しません。また、ボイスチャットなどで宣伝やプロモーションを行うプレイヤーや、チートプレイヤーと手を組んでいるプレイヤーなどの通報カテゴリーも必要です。
現在の通報システムには、4つのカテゴリー (「プレイヤーがオートエイムチートを使用しています」「プレイヤーが視界外の目標に攻撃していました」「プレイヤーの移動速度が正常ではありませんでした」「プレイヤーの武器のリコイルが正常ではありませんでした」) がありますが、以下の2つの問題により、通報内容を正確に把握することが難しくなっています。
現在計画している主な改善点は上記の通りですが、プレイヤーの皆さんからのフィードバックが非常に重要です。PUBG: BATTLEGROUNDSチームは改善に向けて、常にコミュニティーのフィードバックに注目し、皆さんからの声に耳を傾けています。
また、今この瞬間にも送ろうとしてくださっている通報も貴重で重要なデータですので、ぜひ通報システムを積極的にご活用ください。皆さんから寄せられる関心とご意見に心より感謝しています。まだ至らない部分は多々ありますが、今後もより快適で安全なゲームプレイ環境を実現するために最善を尽くすことをお約束します。
FAIR.PUBGシリーズ初のアップデートとなる今回は、通報システムの変更点と今後の予定について簡単にご紹介しました。PUBG:BATTLEGROUNDSチームは、今後も頻繁にプレイヤーとコミュニケーションを取り、チートプレイヤーに関するフィードバックに対応していくよう努力してまいります。次回のFAIR.PUBGアップデートでお会いしましょう!
PUBG: BATTLEGROUNDS TEAM
PUBG: BATTLEGROUNDSチーム